20220526(1)

建物の中にいた。
わたしと、友達と、その友達の姉2人。姉2人は双子らしく、どこかピンクと水色の髪色をした双子のキャラのようだった。
全員、誰か分からない。
友達を心美ちゃんとして、心美ちゃんの姉2人は、、、思いつかないので姉2人とする。

心美ちゃんは精神的に不安定でいつも病んでいる。病名は知らない。わたしは久しぶりに学校に来た心美ちゃんと話をしていて後から姉2人も来た。
姉2人もはよく来たね、偉いと妹を溺愛していた。姉2人は心美ちゃんの髪を梳かし、少し表情が強ばった。
なぜそんな表情になるのかわたしも知っている。が、わたしが知っていることを姉2人は知らない。

心美ちゃんの首の後ろには痣があり、その痣の範囲が広がると世界が破滅へと向かうのだ。

更に、心美ちゃんは時々白髪が生えているときがある。この世界では白髪は縁起物らしく、わたしは心美ちゃんから生える白髪をいつも貰っていた。

しかし心美ちゃんの白髪はただの髪ではないのだ。それは後に説明する。(姉2人は普通の髪だと思っているらしい。)

心美ちゃんと別れ、学校が終わり、スーパーにいた。
スーパーでわたしは視線を感じた。幼稚園児より小さい3歳くらいの身長の日本人形のような子供がこっちをみていた。
視界に入らないよう、違う方を見ても、相手は瞬間移動して見えてしまうのだ。

その子供の顔はどんどん日本人形とはかけ離れてゆき
目はギョロとして、嫌な笑みを浮かべていた。徐々に近づいてくる。

やられる、と思った。わたしは咄嗟に心美ちゃんから貰った白髪を振り回し、それが神々しく光り、鞭程の長さとなった。
これは周りの人に見えないらしい、無我夢中で振り回していると夢から覚めた。